いつも元気で病院に来た時も落ち着きがないくらい元気なAちゃん。
何だかここ3日間1回ずつ吐いちゃってる、って言うことで念のために来院されました。
いつものように元気で食欲も普通です。体重も変わりません。
変わった物食べたりしてない?と言う質問をしても、食事はあまり変化がなく、異物を食べるようなこともなさそうでした。
年齢は10歳すぎなので、念のために少し検査することになりました。
超音波検査を実施すると、あれー、何か見えるよ。。
残念ながら脾臓に3センチほどの腫瘍が見つかってしまいました。
脾臓の腫瘍は良性と悪性が半々、以前は7割悪性とも言われていました。がんの可能性があると言う場所です。
白黒つけるためには腫瘍の摘出手術をしないといけません。
ちょっと吐いてる、だけだったのに。元気なのに。。
どうなることでしょう・・・
更新
その後、検査に出したところ、良性の腫瘍でした。
個々の場所にはとても悪い癌ができることも珍しくないので、ほっと一安心。
良性ではあっても、こうやって悪さをすることがあるのでしょうね。
脾臓は、胃の隣につながってくっついている内蔵です。
消化器の一部であり、免疫機能にもかかわっている場所です。
なので、ここにトラブルがあっても、消化器症状がでることがあります。
血液検査などでは、わかりにくいこともあるので、消化器症状が続くときは、画像検査もやっておきたいです。
脾臓のできもの