なんとも嬉しいご報告をいただきました。
しかし、それは飼い主さんが考えて、行動してくれたおかげでした。
とても参考になる事例かもしれません。
頂いた質問は、
「夜おしっこがもたないのか?明け方鳴くので起こされるのに困るがどうしたらいいのでしょうか?」というものでした。
もう年だからある程度はしょうがない、と言われていたようなので、まずはおしっこ(泌尿器)に問題があって一晩我慢できないくらいなのか?をチェックした方がいい、とアドバイスいたしました。
飼い主さんもかかりつけの先生に泌尿器を見てもらおうという気になっていましたが、昼間はお仕事の9時間程度はおしっこが我慢できる、ということから、他にも何か考えられるのかを、再度考えてみたそうです。
ワンちゃんはマラミュートの17歳。今までお外の子でした。室内では排泄しないそうです。ヒトの就寝前におトイレを済ませてくれていました。
以下頂いた原文ママ
今まで明け方に鳴くのはオシッコ行きたい(老化の為)と決めつけ、起きて寒空でも庭に出して、また入れていました。
アドバイス頂いたように、泌尿器系を調べてもらおうと思いましたが、仕事中の留守番9時間はがまんできているため、セミナ-のお話や頂いた資料を参考に、身体の変化、生活やレイアウトを考え直して、鳴く原因を考え直してみました。
?眼が見えにくくなっているのに夜は薄暗くして寝かせていました。
見えにくくて不安だったのでは?
→歩いてぶつからないくらいの明るさにしました。
?起きる→水を飲む→寝床のリビングから廊下、玄関(以前寝ていた)の行ったり来たりを数回往復するル-ティンがある。
元の場所に戻れず助けを呼んでいたのでは?
リビングから廊下のドアを少ししか開けていなかったので、自分で閉めてしまう時があった。少し開いてるドアを閉まっていると認識していたのでは?
→閉まらないよう全開にしました。
翌日から明け方に鳴くことはなくなりました。オシッコは朝まで我慢していますが、
今後のことを考えてシ-トに排泄できるトレ-ニングをしたいかと思います。
ずっと元気で足腰も丈夫で病気知らずでしたが、16歳の時の1ケ月、前庭疾患で介護し、老化を感じるようになりました。介護や高齢という言葉が、遅ればせながら身近に感じるようになりました。仕方ないとあきらめていたこと、先生に聞いたほうがいいのかどうか?なことを高齢犬の犬目線で考えさせて頂けたことを感謝いたします。
ワンコ目線、すばらしいです!
そしてすばらしい洞察力!と行動力!これなら長生きは納得!です!!
ご協力ありがとうございました。