ひびき動物病院のブログ

2025.06.10更新

ちょっと珍しい写真が撮れたので、せっかくなのでご紹介します。

 

ある地域猫さんの不妊手術の時の麻酔の時のお話。

 

地域猫さんは通常慣れていないので

麻酔してからの色々な処置になってしまうため、

事前情報はほぼ何もありません。

 

外で子供が産まれないように、不妊手術の依頼で来院しました。

ぱっと見、ミケちゃんですので多分女の子ですね。

 

予定通りに麻酔を進め、呼吸の安全確保のための気管チューブを準備していたところ、

口の中にちらっと何か見えます。

草っぽい?

何コレ?っていう違和感。

 

でも、麻酔が完全にかかるまでは逃走防止のためのケージに入っているため、全然見ることもできません。

 

麻酔が効いてきたので、さてと、、、多分草、、、あれ?取れないな、、、刺さってる?

 

口の草

1本抜いてもまだあります。

 

全部取ってみたらこんな感じに

草2

穴が開いています。

 

麻酔が効いているうちに不妊手術を終わらせて、

縫合して穴を塞ぎました。

 

先天性の口蓋裂っていう穴が開いている病気もあるんですが、

この草は緑で新鮮?っぽいですよね?

新しい傷なのかな?

 

ネコの喉のここら辺の場所には、

以前も割り箸が刺さっちゃった子がいるんですよ。

この子も何か勢い余って何か刺さっちゃって

その時に一緒に草が入っちゃったのかな??

 

考えると痛そうですよね・・・

その後ずっと刺さっていたんだろうから・・・

 

この場所はこの先のどの奥深くまで行ってしまうと脳に到達します。

刺さり方とチカラ次第では色々危ないんですよ。

 

ちなみに人の子供も串物とか歩きながら食べたりすると

同じような事故がありますからご注意くださいね。

ヒトの場合は救急車、ですね・・・

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2025.05.23更新

気づけば診療の記事があまりないので、載せておこうと思います。

 

犬の膀胱結石の手術です。

bladstone

 

男の子だったので、陰茎に石が詰まってしまい痛そうでしたので手術になりました。

 

結石は色々な原因でできます。

体質が問題の場合は再発も起こりますので、

継続的なメンテナンスと

尿検査などの監視が必要です。

 

フードだけやっている、というパターンの場合もありますが、個人差があります。

不十分な場合もありますので、しっかりみてあげましょう。

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2025.05.23更新

ワンちゃんのフィラリア予防の投薬時期は気温から算出されるのですが、

例年ですと横浜は5月から12月までが投薬期間となります。

当院では覚えやすいように、毎月だいたい20日や25日などキリのよい数字の日を選んでいます。

予防注射などほかの診療などがあった場合は、同じ日は避けて、数日後の日に投薬をお願いします。

 

生後半年以上の子では、まずは投薬しても大丈夫かの血液検査が必要になります。

予防薬は体重別になっています。

 

フィラリアの予防薬は基本的に毎月1回飲ませるお薬をお願いしています。

ジャーキータイプのお薬が人気ですが、錠剤タイプを使っている子もいます。

注射のお薬で長期間持続するものも存在するのですが、

あまり長く続くお薬は少し怖いイメージがあるのでやめています。

 

気づけばそろそろ5月も後半になりました。

予防のお薬忘れずに~

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2025.04.18更新

ワンちゃんは予防の時期になりました。

 

狂犬病の注射(役所からの水色の封筒)

フィラリア予防(投薬前の血液検査)

ノミ・マダニ予防(飲むタイプかつけるタイプ)

 

もう始める時期なので、そろそろご準備ください。

 

狂犬病の注射を受ける時には、役所から届いている書類を一緒にお持ちください。

 

フィラリア予防の血液検査で毎年健康チェックをお勧めしています。

せっかく検査するので一緒にみてあげられるといいですね。

毎年おススメするので多くの方にやってもらえるようになってきました。

検査の日はできれば8時間以上の絶食をしてからご来院ください。

 

シャンプーしたらマダニがついてた、という子も出てきましたので、

ノミ・マダニ予防まだの方は早めに進めていただけるといいと思います。

効果が確実な印象なので、飲むタイプをお勧めしています。

 

 

注射と検査は同日に可能です。

 

午前中は予約が埋まりやすくなっていますので、

午前中の診察ご希望の方は早めにお電話ください。

 

 

連休後半は診療を少しお休みする予定です。

よろしくお願いします。

 

投稿者: ひびき動物病院

2025.02.18更新

スタッフみんなで予防薬の院内勉強会を実施しました。

毎年利用しているお薬について、必要な情報のアップデートを続けています。

フィラリア・ノミ・マダニの予防薬はオールインワンのお薬がすっかり主流になりました。

たまに飲めない子がいますが、投薬、効果ともに簡単で間違いないのかな、という感覚は変わらないです。

ちょっと気になっているのは、

やっぱり気温の変化です。

今日の講義に東京のデータの紹介があったので、

横浜はどうなんだろう?と思い、

試しに気温を気象庁の日最高平均気温のデーターを元に並べてみました。

kion

やっぱり上がっているんです。

 

ノミの活動は気温13℃

フィラリアは気温15.6℃

が、活動の目安になる温度と報告されていますので、

始める時期は少し早める方が良さそうと読み取れます。

フィラリアは蚊が活動を始めた翌月から始め、活動をやめた翌月まで投与しますので、

終わりは12月まで変わりなしで良さそうです。

 

いぬ、ねこ、たぬき、ハクビシン、リスなど色々な動物が虫を運んできますので、

ノミ・マダニたちは、いつものお散歩コースのその辺の草むらのどこにでもいるものです。 

 

集合住宅でエレベーターやエントランスなどを行き来する場合は、

みんなでノミ・マダニ予防しておくとお互いの余計な心配もなくなりますね。

 

気温が高いので予防薬を始めるタイミングは、そろそろ前倒する方がいいかもしれません。

 

もう少ししたらまたご案内しますね。

 

投稿者: ひびき動物病院

2025.02.14更新

診察の時に体重をはかると前回よりも明らかに減ってきています。

 

すごい食欲もあるし、

元気もある、

与えているものもそれほど変化がないし、

なんで体重が減るんだろ?って飼い主さんから質問されました。

 

診察していて、あまり病気を疑う所見もなさそうですが、

聞いてみるとフードを自動給餌器で与えているとのこと。

ドライフードを自動で出してくれる機械は便利そうですよね。

私はまだ使ったことがありませんので、どんな具合なのかはよくわからないところもありますが、

以前、

「先生、機械壊れててフードあんまりでてなかったみたい!」

っていう人がいましたので、

今回もこのお話をして、機械を確認してもらうことにしました。

 

聞けば、電池の消耗を感じて、数日前に電池交換したとのこと。

うまく動いているのかな?

どうなんでしょうね?

 

ペットフード協会の統計データによると自動給餌器の使用率は思ったよりも多そうです。

機械をご使用の方は、今日も大丈夫、をいつも確認してあげてくださいね。

 

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2025.02.03更新

奈津子先生も中医学アドバイザーに認定されました!

写真は認定書が届いた時の写真です。

 

同じ動物病院に2人の中医学アドバイザーがいるところはまだ珍しいみたいです。

中医学では全体観とか未病先防という考えを大事にします。

病気のことについて西洋医学の専門的なことも大事なのですが、

かかりつけ医には全体観と未病先防はとても大事なことだと思い、

西洋医学と中医学を併用しています。

アドバイザー

 

 

ペット中医学研究会 老犬&老猫と暮らす

 というサイトにも院長のコラムが掲載されていますので、よろしければこちらもご覧ください。

 

 

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2024.11.25更新

比較的若い猫さんの飼い主さんからたまにいただく質問です。

生後半年過ぎから成猫の時期が多い気がします。

よくあるのが、発情による行動の変化です。

 

すごく馴れ馴れしくなる子もいれば、

半日以上ずっと鳴いている、という子もいるようです。

マーキングで部屋の中でおしっこをあちこちにかけてしまう子もいます。

 

本来猫は季節繁殖動物で、春先と秋口の年に2回の発情のピークがあります。

この質問も、大体こういう時期に重なっているかもしれません。

 

若い猫で、不妊手術がまだの子の場合は、この質問を受けた場合は、早めの不妊手術をお勧めしています。

不妊手術は術前検査も実施していますので、問題がなければ、不妊手術の予約に進みます。

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2024.11.21更新

https://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/event-bosyu/sonota/pet-bousai.html

今月のイベントです。

 

防災のポイントは

自助

共助

公助

 

ですが、

ペットに関しては自助がないとどうにもなりません。

キーワードはクレートトレーニングかもしれません。

 

それって何?っていう方は、これを聞きに行った方がいいですよ。

そのトレーニングは知っているけど、うまくできない、っていう方も是非聞きに行ってください。

クレートトレーニングはできますよ!っていう方も、聞きに行って損はありませんので、よろしければご参加ください。

 

 

投稿者: ひびき動物病院

2024.11.08更新

フィラリア予防は5月から12月までです。

月に1回お薬を飲ませる方が一番多いので、

今年は、11月分と、12月分、あと2回必要です。

 

フィラリアが体内に入ってから1ヶ月後の幼虫がお薬のターゲットなんです。

なので、蚊がいなくなってから1ヶ月後まで飲ませるのが必要です。

 

12月までですので、忘れずにお願いします!

 

 

ノミもマダニもまだ活動中ですので、そっちも一緒にやってくださいね!

 

 

投稿者: ひびき動物病院

前へ

飼い主様 お問い合わせフォーム

求職者様 お問い合わせフォーム

飼い主様 お問い合わせフォーム求職者様 お問い合わせフォーム
ひびき動物病院のブログ ひびき動物病院のかわらばん お役立ちコラム
犬と猫の栄養成分辞典 インターネット注文&宅配動物ナビ