11/26日曜日の午後に、いそねこ災害対策セミナーがありました。
ねこの災害対策って?想像つきますか?
ねこに限らず、災害対策は私も、もやもやしたイメージしかありませんでした。
役所や獣医師会でも災害対策のセミナーに少しずつ何回か触れる機会がありましたが、今回が一番印象に残りました。
特に今回は、3名の講師の先生方がいらっしゃって、
役所から、活動者から、研究者から、のそれぞれの立場からのお話をうかがえたことが大きかったです。
大事な内容だと思いましたので、少しご紹介したいと思います。
そもそも「地域防災拠点」というのをご存知ですか?
まずは避難場所について、違いを理解する必要があります。
○ いっとき避難場所
身の安全を確保するために一時的に避難する場所。
公園など町内会や地域で取り決められている。
○ 広域避難場所
火災が広がっている場合、熱や煙から体を守るために一時的に避難する場所。
高台の公園地域などが多い。
http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/somu/shomu/kinkyu/kyoten.html
○ 地域防災拠点
市内に1か所でも震度5以上の地震を観測した場合に開設する。
避難生活を送る場所で、あらかじめ市内の小中学校等を市が指定。
http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/somu/shomu/kinkyu/kouiki.html
磯子区には22か所ある。
そしてここが大事なんですが
防災拠点については、地域防災拠点運営委員というのがすでに設置してあり、
行政中心ではなく、地域住民が中心になり動く必要があるのです。
そのため、各地域防災拠点のルール、というのがそれぞれ独自に作られる事になります。
できることなら、地域防災拠点のペットの受け入れ体制をある程度は話し合っておく方がよい、ということです。
もっと具体的には、ペットはどの場所ならOKか?を決めておく、などです。
(飼育場所として体育館内や教室内はダメなことになっています)
その他 (フードなどのほかに、)ガムテープを備蓄品に入れておく
何かと役に立つ物です。
お店で売ってる市販の防災セットなどにもやっぱり入っているものです。
普段使わないキャリーがうまくしまらない、こういう時にも重宝します。
そして飼い主明示
ペットには個体識別のためにマイクロチップが重要視されています。
大震災の時も、飼い主が分からない動物が多くて大変だったようです。
ここまでは本橋さんのお話からでした。
多分続く