ひびき動物病院のブログ

2017.11.29更新

11/26日曜日の午後に、いそねこ災害対策セミナーがありました。

ねこの災害対策って?想像つきますか?

ねこに限らず、災害対策は私も、もやもやしたイメージしかありませんでした。

役所や獣医師会でも災害対策のセミナーに少しずつ何回か触れる機会がありましたが、今回が一番印象に残りました。

特に今回は、3名の講師の先生方がいらっしゃって、

役所から、活動者から、研究者から、のそれぞれの立場からのお話をうかがえたことが大きかったです。

大事な内容だと思いましたので、少しご紹介したいと思います。

 

そもそも「地域防災拠点」というのをご存知ですか?

まずは避難場所について、違いを理解する必要があります。

 

○ いっとき避難場所

身の安全を確保するために一時的に避難する場所。

公園など町内会や地域で取り決められている。

○ 広域避難場所

火災が広がっている場合、熱や煙から体を守るために一時的に避難する場所。

高台の公園地域などが多い。

http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/somu/shomu/kinkyu/kyoten.html

地域防災拠点

市内に1か所でも震度5以上の地震を観測した場合に開設する。

避難生活を送る場所で、あらかじめ市内の小中学校等を市が指定。

http://www.city.yokohama.lg.jp/isogo/somu/shomu/kinkyu/kouiki.html

磯子区には22か所ある。

 

そしてここが大事なんですが

防災拠点については、地域防災拠点運営委員というのがすでに設置してあり、

行政中心ではなく、地域住民が中心になり動く必要があるのです。

そのため、各地域防災拠点のルール、というのがそれぞれ独自に作られる事になります。

できることなら、地域防災拠点のペットの受け入れ体制をある程度は話し合っておく方がよい、ということです。

もっと具体的には、ペットはどの場所ならOKか?を決めておく、などです。

(飼育場所として体育館内や教室内はダメなことになっています)

 

その他 (フードなどのほかに、)ガムテープを備蓄品に入れておく

何かと役に立つ物です。

お店で売ってる市販の防災セットなどにもやっぱり入っているものです。

普段使わないキャリーがうまくしまらない、こういう時にも重宝します。

 

そして飼い主明示

ペットには個体識別のためにマイクロチップが重要視されています。

大震災の時も、飼い主が分からない動物が多くて大変だったようです。

 

ここまでは本橋さんのお話からでした。

 

多分続く

投稿者: ひびき動物病院

2017.11.25更新

明日のお昼12時半から16時まで

磯子区役所でいそねこペット防災セミナーがあります。

(お手伝いに行きます。→ 診察は11時までにいらしてください。)

 

講演される先生は、

磯子区役所の本橋さん、

NPO法人アナイスの平井先生、

九州保健福祉大学の加藤先生、

福島。宮城、熊本などの被災地で活動されている先生方からの話が聞ける貴重な機会です。

詳細・事前申し込みは ↓ こちらで ↓

https://www.facebook.com/events/155695251671291/

 

写真はにゃんねっと(いそねこの情報誌)の一部です。

獣医師会のメンバーも交代で記事を書いています。



pic20171125135215_0.jpg

投稿者: ひびき動物病院

2017.11.15更新

今日きたネコの子にノミがいました。

いつも予防して頂いているのですが、最近さぼってしまったとのこと。

おうちの周りだけらしいのですが、このネコさんは外にも出ています。

ノミ予防薬(今回はアドボケート)をつけたのですが、

そうしたらノミが弱って地面に落ちてきました。

すかさず広い集めたのがこのテープです。

お腹が白っぽいのは卵を抱えている可能性があり、

ブチって潰すと卵をまき散らす可能性があります。

ですから、このように、ゴキブリホイホイのようにテープにくっつけて、

逃がさないように、つぶさないで処分するようにしています。

ノミやマダニは潰さないで下さいね!



pic20171115211528_0.jpg

投稿者: ひびき動物病院

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