ひびき先生の診療室

犬と猫のてんかん

てんかんとは様々な原因によって発作を繰り返す脳の病気です。
原因のよくわからない特発性てんかん、脳腫瘍や水頭症などに代表される脳の異常によって起こる症候性てんかん、などに分類されます。
症状としては、全身性の大発作から、体の一部分だけの震えや顔面のけいれん、大量のよだれなどの(中には発作だとわからないものもあります)部分発作など、大小様々な発作があります。
てんかんで大事なことは、短期間に発作を何回も繰り返す群発発作や、発作が長時間に及ぶ発作重積状態などでは、緊急的な処置が必要な(命にかかわる)場合があるということです。
また、ジステンパーなどの感染症、内臓の奇形からでるもの、脳炎から起こるもの、低血糖など、てんかんに似た発作を起こす病気もあり、こちらも命にかかわる場合があります。発作を経験してしまった子は、あまり様子を見ないで、動物病院で一度詳しく検査を受けた方がよいと思います。
現在はMRIなどの高度医療も利用できるようになっており、(利用可能施設をご紹介致します)病気によっては早期発見が治療の成功率をあげるカギになります。