2017.04.16更新

迷子ネコを探す

磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会から定期発行される
「いそごにゃんねっと(Vol.52)」に、迷子ネコを探す、
について記事がありました。

とてもよくできているので、ぜひご紹介したいと思い、
掲載許可をいただきました。

ネコ以外の他の動物でも参考にできます。

迷子になってからも大事ですが、
迷子にならないような工夫をしてくださいね。
やはり、マイクロチップがいいと思います。

 

迷子

 

迷子

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

ネコさんの尿検査は実はとても重要度が高いことをご存じでしょうか?

どうしてかといえば、
寿命に関係あるから!
です。しかも痛くないし簡単?!

ネコさんはおしっこ関連の病気が多いからなのですが、その中でも特に腎臓病が大事です。
中高齢ネコさん3頭に1頭以上がこの病気と戦っています。腎臓は一度悪くするとあまり治らない内臓であるため、早期発見または、早期対策で壊れないようにすることが大事なのですが、普段の様子からは非常にわかりにくいために、実際のところ具合が悪くて病院にお連れいただいくときにはほとんど末期が近くなった時、が多いのです。
普段の診療で、病気が疑われるときには血液検査などをよく利用していますが、この腎臓病が血液検査でわかってくるのは、腎臓のダメージが7割近く進んでから、というのが知られています。それまでは血液でもわからないのです。しかし、おしっこではその前に反応がでています。わかるときにわからず、放置してしまえばその期間も無症状で病気は進行していってしまいます。これでは残念です。

なんとなくわかりますか?
一番初めにおしっこに異常タンパクが出る腎不全という病気があり、それは寿命に影響する病気である、ということです。

「先生、でも、おしっこは全部ネコ砂に吸収されてしまうけど、それを見ればいいの?」
少し興味が出ましたか?
残念ながらその吸収されてしまったおしっこでは検査ができません。
液体を検査する必要があります。
「それは先生難しいよ」
よくある声でそれは理解できます。
動物病院で膀胱に針を刺して、カテーテルを入れて、でも採尿はできます。でも、どちらが負担が少ないでしょうか?異常があるときはよくやりますが、健康診断で、わざわざお腹に針を刺すのは?腎臓の異常は尿タンパクで判断しますが、これは自然排尿の尿でも大体判断ができます。

 

「できるかな?」

こういうのはいかがでしょうか?
まず、ネコトイレを一度洗ってきれいにしてください。

方法1.ネコ砂をほんの少量しかいれない。砂に吸収されない尿をスポイトなどで集める。

方法2.きれいなビニールを一枚敷いておく。ビニールの上に残った尿をスポイトなどで集める。

方法3.採尿できるトイレを使う。
(市販品があります)

方法4.ネコ砂の代わりに手芸用ペレットを入れて、貯まった尿をスポイトなどで集める。(推奨)

おしっこ検査


方法4.が簡単にできるようにセットを用意してあります。
普段の砂のかわりに、ビーズ状のペレットを入れるだけです。
キャンペーン中は無料のものを用意してあります。
きれいな容器に入れて、動物病院へお持ちください。
わからないことは是非スタッフに聞いてください。

 

ネコさんの健康診断って、何をすればいいのかしら?

尿検査を必ず入れてください。
ワンちゃんのおしっこ検査も、採尿をお願いするときがありますが、なるべく新鮮でないと、誤診することがあります。来院直前程度のものでないと、解らないかもしれませんので、できれば排尿後30分から1時間以内程度のものをご用意ください。

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

誤飲の事故が発生しています

飲んではいけないものを飲んでしまう誤飲の事故が発生しています。何にでも興味を示す、比較的幼い時期に多く発生しているようです。
誤飲の事故は、中毒や胃腸障害が二次的に起きてしまうことが大問題となります。


中毒で問題になるものをあげますと、タバコ、チョコレート、キシリトールガム、殺虫剤、除草剤、ネギ類、電池、鉛でできたアクセサリーなどがあり、腸閉塞や消化管損傷で問題となるものが、骨、骨片、串、糸、ひも、靴下やタオルなど布、果実の種、とうもろこしの芯などがあります。

予防策としては、興味のありそうなものを、近くに置かないことが必要です。 一度興味を持ってしまうと、止まらなくなってしまいます。しつけをしても、残念ながら学習できない子も多く、何度も繰り返してしまいます。ですので、とにかく興味を持たせないようにすることが大切です。

もしも何かを飲み込んでしまったら…

急ぎましょう!すぐに動物病院に連絡して下さい!

取り出せそうなものは取り出して、その先にある病気を防ぐことが必要です。 「○○を飲み込んでしまったけれど大丈夫でしょうか?」といったお問い合わせをたまにいただきますが、「大丈夫かな?」と思うものは大抵大丈夫ではありません。急ぐ必要があります。最悪の場合、手遅れになれば命取りになることがあります。
そして、飲み込んでしまったモノを取り出すには、おぇっと吐かせたり、内視鏡やCTが必要だったり、最終的には手術で胃腸の切開が必要だったりと、いろいろな負担をかけなければいけません。

誤飲を防ぐことが一番大切ですが、万が一誤飲していまった場合は、必ず動物病院へ連れて行くようにしましょう。

 

かわらばんの誤飲の記事

チョコレート食べちゃったのブログ記事

異物誤飲のブログ記事

たね誤飲のブログ記事

 

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

内部消化管寄生虫

おなかに住む虫は、胃腸に住み着き、栄養分をとってしまったり、虫の数が増えると嘔吐や下痢するようになったりと、胃腸の問題を引き起こします。少数寄生の場合はなかなかわかりません。

特に、問題となるのは子犬や子猫で、場合によっては命に関わることがあります。


内部消化管寄生虫の予防は、定期的な検便などでも予防が可能ですが、確実にいく場合は3ヶ月毎の予防薬の投与をお勧めしています。

(*お肉のチュアブルタイプ、またはミルベマイシンのフィラリア薬で一部の消化管寄生虫は駆除が可能です。)

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

本当は怖い寄生虫、でも予防すれば99%防げます。

フィラリア症は蚊が運んでくる寄生虫の病気です。やっかいなのはフィラリアが心臓に寄生してしまうので、心臓病になってしまい、命に関わるということです。
蚊に刺されることは100%防げませんので、月に一度、駆虫をして予防するのが理論です。
そのため、蚊の発生と1ヶ月ずらして開始して、蚊のいなくなった1ヶ月あとまで投薬します。(横浜では5月より12月までが99%安全ライン)

投薬開始時には血液検査が必要となります。自己判断の投薬で事故も聞きますので、投薬前にはかならずご相談ください。

 

フィラリア

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

ノミ・マダニは人も刺されます!

ノミやマダニの活動は気温が13度以上、ということが知られています。
ペットが運んできますので、ペットに対策をすることがよいと思います。

普通の草木のある地面には、ノミやマダニがいて、ワンちゃんやネコちゃんを狙っています。ワンちゃんもネコちゃんも寄生を許してしまうと吸血されるので刺されて痒くなり、広範囲の皮膚炎となってしまいます。そしてペットの毛の間で繁殖してしまい、お部屋の中でヒトにも被害が及ぶことが問題となります。全身性の虫さされとなったり、刺された時に一緒に菌が侵入してきたりします。


この辺ですと、南公園あたりで春にダニが活動を始めるのが3月中旬位から、というのが通例のようです。ここのところ13度以下になるのは冬でも12月以降になっています。冬場でも、ノラ猫ちゃんたちにはノミがついていることが珍しくありません。アウトドアが多い子の場合は、通年予防が確実かもしれませんね。

ノミ・マダニのお薬は、背中の地肌に薬液を垂らすタイプのお薬と、飲ませるタイプの薬があります。

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

みんなで予防することが大切な狂犬病注射

狂犬病とは犬・ヒトも含めて哺乳類がかかる伝染病で(あまり注目されませんが、猫やコウモリ、その他の動物でも感染します。大陸ではコウモリ、アジアではタヌキやイタチ、ハクビシンなどが運んでいる事も言われます)発症するとほぼ100%死亡するといわれる病気です。ヒトはかまれることで病気がうつります。数年前に日本でヒトが発症して報道されたのは、海外で犬にかまれたケースです。
現在日本では予防注射や検疫のおかげで犬の狂犬病が無くなっています。

しかし毎年発生があるアジアの隣国などでは、数年前には狂犬病発生地域において、飼い犬を含めた犬の大量処分などが報道されています。口蹄疫や放射線警戒区域内の動物を思い出すと、もしも日本で発生したらどのような対応がとられるのか、非常に考えさせられますね。
また、震災のあと、避難所に受け入れるためにも狂犬病注射は必須の対応がとられていました。
安全確保のために、ということですが、注射を打っておけば不要な心配もいりませんね。

※当院では複数の予防注射の同時接種はお勧めしていません。

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

推奨する健康診断内容

・身体検査
・便検査
・尿検査
・血液検査
・神経検査
・レントゲン検査
・超音波検査
・心電図検査
・血圧検査
・CT検査(外部施設)

これらの検査は通常1項目だけでは確定診断にいたることは難しく、組み合わせることによって多方面から診断アプローチできるので、早く的確な治療に導くためのツールとなるメリットがあります。


ワンちゃんネコちゃんはヒトの4,5倍の速度で年をとると言われるため、 おおまかに振り分けると、5歳までは最低5項目以上を年1回程度、5歳以上では6項目以上以上を年1~2回以上行うことが推奨されます。

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

ワクチンで御来院の方へ

ワクチン接種の後は、通常は何も起こりませんが、注射部位が腫れたり、体調を崩す子が少数見られます(アレルギー反応)。注射部位や顔面などが痒くなって腫れてしまう軽い症状なものから、重度の場合は嘔吐などの後に急激に血圧が下がって、命に関わるアナフィラキシーショックを起こすことも大変稀に発生しています。
このため、注射後の予期せぬ事態に備えると、ワクチン接種は体調の良い日の午前中がよいです。予約の必要はございません。
お家に来てから初めての注射の場合は、先に検便をすることが多いですので、御来院の際にはなるべく新鮮な便を一緒にお持ちください。

ワンちゃん用混合ワクチン 7700円
ネコちゃん用混合ワクチン 4400~円

 

子犬、子猫の混合ワクチンについて

混合ワクチンはワンちゃんやネコちゃんのウイルス病を予防するためのお注射です。
生後40日から生後4ヶ月までの間に、2~3回接種します。(最新のガイドラインでは4回推奨)

翌年からは1年に1回の追加接種が必要になります。

投稿者: ひびき動物病院

2017.04.16更新

ワンちゃん
年1回の混合ワクチン接種(5種~9種)
年1回の狂犬病予防注射(4月~6月)
フィラリア予防(5月~12月または通年)
ノミ・マダニの予防(通年)
消化管の寄生虫駆除(通年)

wanncyann

 

ネコちゃん
年1回の混合ワクチン接種(3種~)
ノミ・マダニの予防(通年)
消化管の寄生虫駆除(通年)
フィラリア予防(5月~12月)

nekocyann

 

投稿者: ひびき動物病院

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