腫瘍について良く知ろう

腫瘍とはどんなものなのでしょうか?

犬や猫など、ペットは生活環境の向上や様々な医療環境が整い、寿命が長くなったことなどから、腫瘍の病気の発生率は少なくないものとなっています。
腫瘍とは、正常細胞の遺伝子突然変異により発生した腫瘍細胞が、生体の防御機構に反して無秩序に増殖して形成される組織の塊のことをいいます。
腫瘍には良性と悪性があり、悪性腫瘍は一般に発育が早く、周囲に浸潤したり、遠隔臓器に転移したりするので、生命に関わる病気になることが少なくありません。ですから、悪性が疑われた場合には、なるべく早く治療を受けた方がよいのです。
逆に、良性腫瘍の場合は、治療を必要としないケースもあり、通常、生活に支障をきたす、または良い生活ができなくなる見込みがあるような場合に治療が選択されることがあります。

腫瘍が疑われたら、それが腫瘍なのか腫瘍でないのか?
腫瘍であるならそれが良性なのか悪性なのか?
を判断する必要があり、

次に今後の病状から、体へどのような影響が予測されるか?
そして治せる病状であるのか? (進行度や体力、年齢、費用など) などをなるべく正確に把握し、治療のゴール地点はどこになるのか?を判断します。

負担や無駄の少ない的確な治療へとスムーズにつなげていくためにも、 これらの情報収集と診断のステップがそれぞれ大事なものになります。

これらのことから、精度の高い腫瘍診断のためには、身体検査(視診・触診・聴診など)、胸部・腹部レントゲン検査、超音波検査、血液検査、尿検査などの検査が最低限必要です。これらを把握することにより、患者さんにとって、ベストだと思われる治療法を判断してご相談することが可能になってきます。

どんな検査をするのか気になったら・・・!